
貸金業者・キャッシングの会社には、種類があります。
まずは、その資本の性格や会社の歴史から一般的に
- 銀行系キャッシングローンカード
- 消費者金融系キャッシングローンカード
- 信販系系キャッシングローンカード
の3つにわけられています。
ただ、総量規制や貸金法がいろいろ変わり、2006年の利息制限法の改正によってグレーゾーン金利(29.2%・・・当時の法律の上限となる金利で、現在より相当高かった)が制限されたことで、過払い金返還訴訟が相次ぎ、金融系キャッシングローン会社の経営が傾きました。そして大手銀行が、さまざまな消費者金融を子会社化してきました。有名な消費者系のキャッシングローン会社は、ほぼ、親会社が銀行系であることが多くなっています。
そのような流れで、消費者金融だけれど銀行の子会社、というローン会社が多くなり、現在は上記の~系という分類は、区別の意味が薄くなってきています。
主なキャッシングローン会社で分類してみると下記のようになります。
銀行系キャッシングローンカード | 消費者金融系キャッシングローンカード | 信販系キャッシングローンカード |
---|---|---|
○○銀行カードローン全般 | アコム、プロミス、レイク、SMBCモビット、ノーローン、アイフル、アプラス、ユニー等 | オリエントコーポレーション(オリコ)、日本信販(ニコス)、ジャックス等 |
その他、クレジットカードも入れるとデパート系、サービス系、外資系などもあります。
こちらは、実質はクレジットカード会社が発行しているけれど、サービスの面で、事業者別のオリジナルなカードという性質です。
クレジットカード保有の会員専用に、会員割引があったり、ポイントが溜まったり、季刊誌が送付されたり、と独自のサービスがいろいろ付帯しています。
- デパート系 デパートや百貨店が発行しているカード(タカシマヤカード、そごうカード、三越カード、マルイのエポスカードなど)
- サービス系 特定の企業が発行しているカード(amazonやYahoo!、楽天、ガソリンスタンド、JAL、ANAカードなど)
- 外資系 アメリカなど海外のカード会社が日本に進出して発行しているカード(アメックス、ダイナース、オリックス、シティなど)